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『ARROW/アロー』シーズン1第5話『傷痕』〜コウスケのアローバース徹底追及/考察ブログ#5〜

お久しぶりです。間が空いてしまいましたが、今回もアローのドラマ考察やっていきたいと思います。海外では、後もう少しで『クライシス・オン・インフィニット・アース』が放送開始ということで、今からワクワク。今回はシーズン1第5話『傷痕』をレビュー!

 

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・・・目次・・・

 

 

 

1.登場人物

 

オリバー・クイーン/アロー

前回クエンティン・ランスにアローであることがバレてしまい逮捕される。ローレルの弁護により釈放されるも足首にGPSを付けることが義務付けられる。しかし、これはオリバーが街に戻ったと同時期に現れたフードの男、つまりオリバー=フードの男とバレることをわかっていた上でに作戦だったことがわかる。本当にそうなのかは不明(多分たまたまな...

 

クエンティン・ランス

サラを船旅に連れ出したオリバーを恨んでいる。前回のラストで監視カメラに映るオリバーを見つけ、逮捕する。ローレルやオリバーの親からは、ランスが娘のサラを殺したことで、復讐として無理やり罪を着せようとしていると思われている。

 

トミー・マーリン

オリバーの親友。

 

ローレル・ランス

オリバーの元恋人。今回、オリバーの弁護人として、法廷で父と戦うことになる。

 

ジョン・ディグル

オリバーの元ボディガード、前回のラストで相棒として行動を共にすることを決心。今回、オリバーの罪を晴らすべく、アローとして行動する。ついこの前までオリバーをさん付けで読んでいたのに、早くも「あんた」呼びしている。

 

レオ・ミュラー

ドイツ人の武器商人。

 

モイラ・クイーン

オリバーとテアの母。クイーンズガンビット号の事件に関わるが、家族に危害を加える共犯者マルコム・マーリンと対立する。

 

マルコム・マーリン

クイーンズガンビット号の事件の首謀者。アローが捕まえた犯人がリストのメンバーであることに気がつき、またオリバーがフードの男として捕まったことをニュースで知り、殺害を試みる。

 

ウォルター・スティー

クイーンズガンビット号の件でモイラに不信感を抱き、調査を進める。終盤に出張として家から出ていく。

 

テア・クイーン

オリバーの妹。今回の件で、オリバーが本当にアローなのではないかと疑い始める。

 

【島にいた人物】

フードの男

オリバーを助け養護する謎の男。

 

エドワード・ファイアーズ

島で活動していた軍隊のリーダー。

 

デスストローク

2色のフードをかぶる謎の男。コミックやゲームではゴツゴツのスーツがカッコいいのだが、このドラマの初期の頃はスケキヨみたいなマスクである。なんだかもこもこしてそう。(※このエピソード当時は、特にデスストロークと呼ばれているわけではない)

 

 

2.特筆すべき事項/考察

 

イキイキするクエンティン

はやくも第五話で主人公の正体がバレてしまうという、中々の急展開な脚本がまた面白い。元恋人である娘の妹を寝取りオリバーに対して恨みを持つクエンティンはどうしてもフードの男とオリバーを同一人物として見てしまう。ついに捕まえた!とばかりに今までの鬱憤を八つ当たりの様にぶつける。

 

ポリグラフ検査

精神異常として病院に入ることを勧められるが、オリバーはパラグラフ検査を受けると申し出る。この検査での核心を疲れた質問でも針が動かなかったことは島でデスストロークに尋問されたこととリンクする。

 

オリバーとローレル

これまでずっと、サラを殺したと心の中で恨んでいたが、ポリグラフ検査で発覚した島での拷問や体の傷のことで、オリバーに対してただ責めていただけだと気がつく。中盤、お互いまだ惹かれあっていることに気がつくが、終盤では「.私たちには未来がない」と告げる。

 

ディグルのアロー

今回、オリバーの疑いを晴らすためにアローを代行するが、これ以降も度々フードをかぶる。が矢を放つ精度はないためか、あまり弓矢を使わず軍隊で鍛えた身体で勝負する。

 

 

3.島での5年間

 

今回は5年前の出来事から始まる。森の中でフードの男と弓矢の練習をする。へなちょこで全く弓矢を扱えないオリバーは、自分が飛ばした矢を拾いに行く。しかし、森の中で謎の軍隊に拘束され、連れて行かれた先にはキャンプのような場所。テントに入るとエドワード・ファイアーズという人物と出会う。そこで、写真の人物を知ってるか聞かれる。其の人物はフードの男だった。彼と入れ違いで入ってきた人物は二色のフードを被った"デスストローク"だった。なんとか拷問に耐えた其の直後、フードの男が助けに来る。

 

 

4.クイーンズガンビット号事件の真相

 

今回ウォルターは、船を移動させたいと警備主任のハドソンに話を持ちかける。しかし、その後、事故で死んでしまう。流石のウォルターも怒り、翌日モイラに直接真相を聞き出す。モイラは戦えるような相手ではないと引き下がるよう説得する。

 

ということで今回は、ついにデスストロークの登場や正体がバレるのを知った上でのオリバーの堂々たる作戦が描かれましたね。次回

『ARROW/アロー』シーズン1第6話『正すべきもの』〜コウスケのアローバース徹底追及/考察ブログ#6〜 - コウスケアメコミのブログチャンネル

でお会いしましょう!

 

 

『ARROW/アロー』シーズン1第4話「交錯する思い」〜コウスケのアローバース徹底追及/考察ブログ#4〜

アローバース考察ブログ、本日は[ARROW/アロー]シーズン1第4話『交錯する思い』について色々書いていきます。

 今回...いよいよオリバーがディグルに正体を明かします!そこから二人の関係や、ローレルとアローの関係にも進展があります。さらに、この物語の元凶となるクイーンズ・ガンビット号の事件に関する"衝撃の事実"が明らかとなります。では、まずは登場人物から見ていきましょう。

 

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  目次

 

 

1.登場人物

 

オリバー・クイーン/アロー

今作の主人公。ディグルに正体を明かしたことで物語は大きく進展する。

 

テア・クイーン

オリバーの妹。これまで何かと口論してきたが、今回はオリバーの良き相談相手となる。

 

ジョン・ディグル

オリバーのボディガード兼運転手だったが、アローであることを知らされ、また彼が街で脅かされている"殺人犯フード野郎"であることに怒り辞職する。しかし、その後オリバーから直接の申し出があり、心変わりする。終盤、申し出を了承することを話すが、目の前でオリバーが捕まってしまう。

 

ピーター・デクラン

妻を殺した罪から、死刑を2日前に控えた犯罪者とされているが、実は無実でとある人物に罪を着せられている。

 

ロブ・スコット

SWATに5年所属していた、ディグルの後任。だが、あっさりオリバーに巻かれる。今回限りのレアキャラ。

 

ジェイソン・ブローダー

殺された妻の雇主。しかし、父が残した手帳にその名が刻まれており、オリバーは犯人がジェイソンであると確信する。

 

ローレル・ランス

オリバーの元恋人。今回、アローから死刑宣告をされたピーター・デクランを弁護するよう言われる。

 

ウォルター・スティー

モイラの現夫。今回から、クイーンズガンビット号の謎に迫ろうとする。

 

モイラ・クイーン

オリバーとテアの母。ロバートを遭難事故で失うが、実はその事故に関与していたことが発覚。

 

クエンティン・ランス

ローレルの父。ローレルがアローと接触していることを知り、本気で止めに入る。しかし、無実を証明したいローレルは、父と対立する。その後、エクスチェンジビルの監視カメラの映像から、オリバーがゴミ箱からフードを取り走り出す映像を発見する。

 

フェリシティ・スモーク

クイーン産業のIT部門。今回、ウォルターに消えた260万ドルのありかを探るよう依頼される。

 

マルコム・マーリン

終盤、モイラを呼び出した男。フードの男が捕まえた犯人がリストに載っていた人物であると話す。

 

2.特筆すべき事項/考察

 

兵士じゃない、犯罪者だ

序盤、オリバーに正体を明かされたディグルが放った一言。アローはれっきとしたアメコミヒーローであるが、スパイダーマンやフラッシュと違ってみんなから讃えられ、人々の前でニコニコするようなヒーローではない。必要であれば尋問し、時には殺すことだって厭わない。ヒーローというモノを一括りにしても、様々なタイプが存在するのである。ディグルは今後オリバーと様々な困難を乗り越え、相棒や親友以上の存在となる。

 

ローレルとアローの関係

前回のランスへの接触やディグルに正体を明かすなど、大きく行動に出たオリバーだが、ついに今回、ローレルの目の前に姿を表す。震えながら銃を構えるローレルに、そっと手で銃を下げるオリバー。彼女が打てないことを確信しての行動だろう。最初は人殺しだと思っていたアローに対して、徐々に心変わりしていくローレル。中盤、ローレルはアローに対して「人の命を大事に思うような人が必要よ、あなたみたいに。」と話す。しかし終盤、刑務所でのハプニングにより改めてアローが人殺しだと確信する。

 

鳥さえも殺せなかったオリバー

島での5年間暮らしたからこそ、正義のためなら人殺しも躊躇なくできるオリバーだが、島漂着当時は鳥さえも殺すことができなかった。普通、我々もそうだからこそ共感できるものの、いかに島での5年間がオリバーを変えたのかが、改めてわかる。

 

 

3.クイーンズ・ガンビット号事件の真相

 

(今回より船の漂流事件の真相が徐々に明らかになるため、自分のメモ代わりとして書き記していきたかったため、新たな項目を増やした。)

 今回、バンクーバーの子会社から260万ドルが消えていたことが発覚。ウォルターは最初、帳簿のミスだと思い込んでいたが、後にモイラが「友達の企業に投資した額と同じだ」と告白される。不信感を抱いたウォルターは、IT部門のフェリシティに調査するよう依頼する。結果、モイラが投資したと言う会社は存在せず、テンペストという海外企業の設立に使用していたことが発覚。納税の記録もないが、2009年に市内に倉庫を購入しているとの記録が。ウォルターがその倉庫へ行くと、そこには、大破したと思われていたクイーンズ・ガンビット号が保管されていた。

 

4.島での5年間

 空腹の限界だったオリバーだが、フードの男に鳥を自分の手で殺して食べろと言われる。しかし、動物さえ殺したことのないオリバーは、鳥を見ていることしかできなかった。(今回はこのくらい?まぁ富裕層のおぼっちゃんが今後どう変化していくのか、というプロローグみたいな感じでしたね。)

 

オリバー=アロー

終盤でまさかの展開が。クエンティン・ランスが監視カメラの映像から、オリバーがフード野郎であることを突き止める。

 

これが、前回のブログ

『ARROW/アロー』シーズン1第3話「凶弾」〜コウスケのアローバース徹底追及/考察ブログ#3〜 - コウスケアメコミのブログチャンネル

で書き記した、ゴミ箱のミスにつながる。

 

逮捕されてしまったオリバー、果たしてどうなる?

 

ということで次回、第5話『傷痕』考察ブログでお会いしましょう!

MCU最新作!『ブラックウィドウ』日米同時公開決定!

ついにMCUフェイズ4、ついに始動!幕開けとなる『ブラック・ウィドウ』単独映画がなんと日米同時公開となる2020年5月1日(金)になることが、ウォルトディズニージャパンから先ほど発表されました!

 

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(©︎Disney/ MARVEL STUDIOS)

 

時系列は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後、度々言及されていたブタペストでのナターシャの物語が明かされることになる。

 

新キャラクターに、コミックではブラックウィドウを担うエレーナ・ベロワ、コミックではナターシャとの夫婦関係にもあったレッド・ガーディアン、さらに今作の敵にタスクマスターと濃ゆいメンツで塗り固められている。

 

エンドゲームにて彼女の最期が描かれたわけだが、今作の単独映画では、彼女の"オリジンストーリー"が描かれることになるだろう。

 

また、今月21~23日に幕張メッセで行われる東京コミコン2019では、マーベルブースにてUS版ポスターが配布されることも決定した。6,000枚限定配布とのことだが、日曜日に行く人は貰えるのだろうか…

 

また何か情報が入り次第、ブログや コウスケアメコミチャンネル - YouTube  

にてお伝えしたい。

 

公式サイト→ 『ブラック・ウィドウ』2020年5月1日(金)、日米同時公開決定!!更に東京コミコンで新キャラ満載の限定ポスター配布も!|マーベル公式

『ARROW/アロー』シーズン1第3話「凶弾」〜コウスケのアローバース徹底追及/考察ブログ#3〜

はいどうもこんにちわ、コウスケでございます。このアローバース徹底考察ブログ、第一話&第二話ともアクセス数ランキングでトップ5にランクインしておりまして。とてつもなく光栄でございます。まだアローのシーズン1の、しかも序盤の方ですので、考察という考察はほとんど書いておりませんが、話が進むにつれて色々書いていきたいなと思っております。

 

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今回はシーズン1第3話『凶弾』オリバーが直接出向いたジェームズ・ホルダーという悪人のマンションに行くと、目の前でホルダーが狙撃され殺されてしまう。第3話にして、DCコミックスのあの有名キャラが登場!まずは各キャラからご紹介しましょう。

  

  目次

 

 

1.登場人物

 

オリバークイーン

言わずもがな、今作の主人公。今回は大きく物語が動く、とある行動に出る。

 

ジェームズ・ホルダー

貧しい地域に欠陥品の火災報知器を売りつけていた悪人。

 

フードの男

オリバーが漂着した島にいた謎の男。緑色のフードと弓矢を装備している。オリバーを守るといい何かと世話をする。

 

テア・クイーン

オリバーの妹。今回はお店に不法侵入で警察に補導されるヤンチャ少女である。外出禁止なのにも関わらず、マックス・フラーのクラブに入り、酔った勢いで、オリバー不在の間にローレルとトミーの仲についてをオリバーにバラしてしまう。

 

クエンティン・ランス

ローレルの父。今回は、今後アローとの関係に響くような出来事が起きる。

 

デッドショット/フロイド・ロートン

国際指名手配されている殺し屋。身体に殺した人物の名前を掘る。原作コミックや映画ではスーサイドスクワッドのメンバーとして有名だが、果たしてこのドラマでは…?

 

トミー・マーリン

オリバーの幼なじみで親友。ローレルとの関係と親友のオリバーとの関係にギクシャクしてしまう。テアにローレルとの過去をバラされる。

 

ジョン・ディグル

オリバーのボディーガード兼運転手。オリバーの行動と態度に不信感を持つ。今回はマックス・フラーという人物のクラブにオリバーとトミーと一緒に入ろうとするも、当然名前がリストになく。仕方なくオリバーに助けを求めるも「こいつなんて知らない」と嘘をつかれ、入り口で置いてかれる。可愛い。

 

ローレル・ランス

クエンティン・ランスの娘。オリバーとのクルーズで妹のサラを失う。浮気と妹を殺したという思いからオリバーを避けようとしていたが、まだ心の隅にオリバーを思う気持ちが残る。今回思いがけない出来事により、戦闘力が高いことが発覚する。

 

アレクセイ・レオノフ

オリバーがブラトヴァのおっさんに会いたいと言ったいた人物。

 

 

 

フェリシティ・スモーク

みんな大好きフェリシティ。第3話が彼女の初登場エピソードとなり、オリバーとの出会いをキッカケに、波乱の人生を歩むこととなる。明るくお喋りでオタク気質なフェリシティが、暗く重めなトーンであるこのドラマには欠かせない存在となる。初期はクイーン産業のIT部門として登場する。

 

ウォーレン・パテル

デッドショットを雇い、ジェームズ・ホルダーを殺した人物。終盤、ユニダック産業の競売パーティに現れるが、クエンティンへのオリバーの助言により速攻でお縄となる。

 

 

2.島での5年間

 

前回のラスト、島に漂流した直後にフードをかぶった男から弓矢で胸を刺され、気を失う。今回は、目覚めたところから回想が始まる。気がつくと洞窟のような場所へ。そこに現れたのはあのフードの男だった。

中盤、寝ている隙に洞窟からオリバーは逃げるが、何者かによって仕掛けられたトラップにハマってしまう。

終盤、通りがかったフードの男に助けられる。その後、武装した集団がトラップを調べる様子が描かれる。

 

3.特筆すべき事項/組織など

壁を伝うオリバー

素手で壁をよじ登り、壁には突き刺さっていた銃弾をゲットするオリバー。Like a Spider-Man.

 

アローを庇うクエンティン

クエンティンの同僚は「ジェームズ・ホルダーを銃殺したのはフード野郎だ。」と言い張るが、クエンティンは「奴は弓を使う。銃なんて使わない。」と真っ向から否定する。この時は、アローに対して特別な思い入れがあるというわけではないが、後々の関係に影響を与える。

 

ビッグ・ベリー・バーガー

アローバースにはお馴染みのファストフード店。コミックでは1988年のアドベンチャーオブスーパーマン#441にて初登場した。アローで登場する店舗は、ディグルの義理の妹がスタッフである。

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これが原作のビッグベリーバーガーだ!!

 

ディグルの弟

これも後々明らかになるのだが、まずは第3話でセリフとして初登場。妻はビッグベリーバーガーのスタッフ。ディグルと同じ仕事で死んだと言及されたため、恐らく軍人だったのであろう。

 

ブラトヴァ

オリバーの胸元に彫られたタトゥーがマークの組織。ここではあまり言及されなかったものの、今後シリーズを通して重要な組織となる。

 

ブラトヴァ・スターリングシティ支部

表向きは車整備の倉庫だが、その地下はブラトヴァの基地となっている。今回はオリバーがブラトヴァ幹部を装い、デッドショットの存在を探る。

 

52という数字

アローだけでなく、フラッシュでも数多く、至るところで登場するこの52という数字だが、これは2011年からDCコミックスで大型リランチされた時、その一連のシリーズの総称が「The New52」なのである。52種類のタイトルが発行され、日本でも小学館集英社プロダクションから数多くの邦訳コミックが発売されている。その直後に放送開始されたDCコミックスのドラマであるがゆえに、この52という数字が隠れミッキーの様な存在で散りばめられている。

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これが現在まで続くDCユニバースの新たなる原点。

 

アローとランス刑事

アローを捕まえたいランス刑事と本当の顔を知るアロー。そんな二人が裏で情報を共有し合うシーンはまさにバットマンとゴードン刑事の関係といったところか。プロデューサーのマーク・グッゲンハイムも、このアローという作品はダークナイト・トリロジーに大きく影響されたと語っている。

 

ゴミ箱にスーツ

エクスチェンジビルで何かが起こると分かったオリバーは最初にアローのスーツを仕込んでいた。しかし、彼がのちにオリバーにとって大きなミスであり自身の首を締めることとなる。

 

正体を明かす

第3話のラストでは、ロートンとの銃撃戦に巻き込まれたディグルを救うべく、自身の基地へ運ぶ。ディグルの目が覚めると、フードを脱いだオリバーがそこに立っていた。

第3話では、この街を一人で救うのは難しいと判断し、ディグルに正体を明かし、ランス刑事と連携しようとする行動に出る。これが吉と出るか凶とでるか?今後の進展に注目である。

 

ということで、第3話ではフェリシティの初登場やディグルに正体を明かす、ランス刑事との関係の変化にローレルとトミーの関係に進展など、大きく動いたストーリーとなった。また、ブラトヴァはシーズン1以降でも重要な鍵を握る存在となるため、覚えておいていただきたい。

 

では次回、シーズン1第4話『交錯する思い』でお会いしましょう!

 

MCU『サンダーボルツ』製作初期段階か?フェイズ5以降、映画かドラマかは不明

マーベル・コミックスには"異色のメンツ"で構成されたチームが数多く存在する。コメディ満載のギャグチームなグレート・レイクス・アベンジャーズや、老婆カマラやカートゥーンウルヴァリンで結成されたエグザイルズ… 固定メンバーではなく「このキャラとこのキャラって相性いいの?!」的なチームが数多く存在し、読者を飽きさせない。その中でも人気なチームといえば、やはりサンダーボルツだろう。  

 

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そんなサンダーボルツがこの度、MCU作品として制作されるというを伝えたのはMCU cosmicである。とはいえ段階としてはかなり初期の方にあるらしく、ドラマか映画なのかすらまだ未定とのこと。

 

情報は全くない中で流れを考察するならば、やはりフェイズ4作品の一部としてラインナップされている『ファルコン&ウィンターソルジャー』の物語が影響するだろう。なぜなら『シビル・ウォー』にてスーパーパワーも持たずにしてアベンジャーズを内部から分裂させた凶悪ヴィランのバロン・ジモが再び登場する事が決定している。FC&WSではバロンジモの改心から、バッキーとチームを結成する示唆までが描かれるのではないか。

 

サンダーボルツといえば、改心したスーパーヴィラン軍団が数多く所属し、ウィンターソルジャーやバロン・ジモ、時代によってはソングバードやラジオアクティブマン、レッドハルクやエレクトラなどが名を連ねる。彼らは本当にヒーローチームなのか?マーベルユニバースの一般人もそう思うだろう。しかし、彼らに共通するのは「心からヒーローとして社会に尽くしたい」と思っているところ。"改心したスーパーヴィラン軍団"というのは、そういうことなのである。周りからは悪人と思われながらも、葛藤や自問自答しながらヒーローとして活動するサンダーボルツだからこそファンが数多く存在するである。

 

MCUにもいよいよ、スーパーヴィランチームが結成されるのか?!続報に期待したい。

 

以前YouTubeにて公開したこちらの動画も合わせてチェックお願いします!

 

▶︎ジモとバッカーの再会は、サンダーボルタへの伏線か??

YouTube

 

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『ARROW/アロー』シーズン1第2話「父への誓い」~コウスケのアローバース徹底追及ブログ#2~

 アロー第2話はオリバーの"制裁"から幕を開ける。相手はマーカスレドモンド。15年間もの間、年金受給者から不正に流用していたという。今回はクイーン家&ランス家それぞれの家族のあり方や、今後重要となる中国の秘密結社トライアドの存在が明らかとなる。まずは登場人物から見ていきましょう。

 

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          目次

 1.登場人物


オリバー・クイーン/アロー

今作の主人公。5年前の船の遭難事故により死亡したと思われていたが、実は島に流れつき生き延びていた。その5年間の出来事で全く別の存在へと生まれ変わってしまった。

 

テア・クイーン

オリバーの妹で又の名を"スピーディ"。オリバーが帰ってから、彼の態度と行動に不満を持ち、よく口論になる。薬やクラブに通いつめたりとヤンチャな模様。

 

モイラ・クイーン

オリバーの母。しかし、彼女がただの大富豪の妻ではないことが徐々に明らかになっていく。

 

ウォルター・スティー

モイラの夫。オリバーとともに事故にあい死亡したロバートとは旧友であった。オリバーにはよく思われていない。

 

マーカス・レドモンド

序盤でオリバーにボコられていた悪党。

 

トミー・マーリン

オリバーの幼なじみにして親友。

 

ジョン・ディグル

オリバーのボディーガード兼運転手。だが隙が甘いのか毎回オリバーから逃げられる。

 

クエンティン・ランス

サラとローレルの父で刑事。フード野郎ことアローの正体を暴くことに信念を燃やし、今回は襲われたマーティンへの接触を図る。またサラを失ったことから、ローレルに対しての過保護が過ぎてしまい、口論になる。

 

ローレル・ランス

遭難事故で死んだサラの姉で、5年前はオリバーの彼女。今回は父ビクターをマーティン・ソマーズに殺されたことで、彼を訴えるエミリー・ノセンティの弁護士を務める。

 

 

マーティン・ソマーズ

ビクター・ノセンティを殺した罪で問われる。トライアドから麻薬密輸していることをビクターに通報すると脅され、彼の殺害を指示。また、オリバーの父が残した手帳にその名が刻まれている。

 
チャイナ・ホワイト(チェン・ナ・ウェイ)

黒スーツに白髪という、いかにもアメコミキャラらしいキャラ。秘密結社トライアドのリーダーである。彼女を演じるケリー・ヒューは「X-MEN2」でウルヴァリンと闘うデスストライクを演じている。

 

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この人。

 

トライアド

中国の秘密結社。麻薬密輸を企てている。

 

 2.特筆すべき事項

オリバーの悪しき過去

 オリバーは4回ほど法廷に立ったことがあるらしい。飲酒運転にパパラッチに暴行、さらにタクシーを盗難し、警官に小便をかけたこともあった。いかに島での5年間がオリバーを変えたのかが分かる。

 

ディグルの勘

初期はボディーガードとして雇われていたディグルだが、アフガニスタンの戦場で実際に兵士として活動していたこともあり、オリバーの行動への不信感が増している。車中では、島で5年間もの間一人だったのに精神状態がいいことに疑問を感じているシーンが描かれる。また、ローレルの部屋に何者かが侵入した際、一般人ではコントロールが難しい果物ナイフを的確に投げていた点も見逃さなかった。この時点でオリバー=アローとは気がついていないようだが、既に違和感を覚えていたのだろう。

 
オリバーの体の傷

テアに見つかってしまった上半身の傷。ナイフで斬り付けられたレベルのものではない。これが後々島であった出来事とリンクする。

 

家族の分裂

今回のエピソードでは、オリバー対ウォルター&モイラ、クエンティン対ローレルの口論が多く見られる。家族は違えど、元凶はやはりオリバーとサラを巻き込んだ船の遭難事故だろう。5年間の失踪と家族を失った悲しみが家族を引き離す。このドラマはヒーローの物語であり、また家族の在り方を描く物語でもある。

 

モイラの謎

前回のブログでも、オリバーの母に注目せよと書いたが、いよいよ第2話で(早くも、が正解か)その謎が少し明らかになる。「オリバーとロバートは何も知らない。船に細工がされていたことを。」そう、5年前の遭難事故は仕組まれていたのである。ラストには、謎の人物が少しだけ映ったが...その人物が手にする紙には、謎のロゴ。いよいよ次回から船の遭難事故の真相が明らかとなっていくのである。

 

3.島で起きたこと

島に流れ着いたところから今回の回想が始まる。父の死体を見て吐いているところや、鳥に向かって叫ぶシーンなど、遭難当時のオリバーの精神状態が良くない所が判明する。

 

物語終盤では、父の遺体を石で囲ったオリバーの胸に、どこからか飛んできた矢が突き刺さる。オリバーが見た先にはフードをかぶった謎の人物が...

 

ということでシーズン1第2話はこんな感じといったところだろうか。初期の頃は、まだクロスオーバー作品もなく、考察はあまりできないので、特筆すべき点をただただ書き上げているだけとなってしまっている点はご容赦いただきたい。だが、中国の秘密結社トライアドやクイーンズ・ガンビット号の事故の真相など、今後描かれる物語の伏線となるものが散りばめられている。

 

では次回 

『ARROW/アロー』シーズン1第3話「凶弾」〜コウスケのアローバース徹底追及/考察ブログ#3〜 - コウスケアメコミのブログチャンネル

でお会いしましょう。

 

 

 

 

『スパイダーバース』続編に東映版スパイダーマンの登場が公式に認められる!

てきか?みかたか?こいつは何者だ?

 

先日、続編がめでたく公式発表されたスパイダーマン:スパイダーバース』『スパイダーバース』続編が2022年に公開決定!実写版スパイダーマンの共演実現なるか?! - コウスケアメコミのブログチャンネル

 

だが、なんと、プロデューサーのフィル・ロードTwitterにて、正式に東映スパイダーマンの登場を認めたのである。

 

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東映スパイダーマンといえば、東京12チャンネル(今はテレビ東京)にて1978年に放送開始、当時の東映がキャラクターの使用権利をマーベル・コミックスと交わし、オリジナルの物語を紡いだのである。本編に登場する巨大ロボット<レオパルドン>の登場は、その後の日本で定着するスーパー戦隊へ影響を与えるのであった。スティーブ・ディッコと共にスパイダーマンの生みの親として有名なスタン・リーにも認められ、米国のギーク達にも大人気のキャラなのである。

 

また、米国で実際に発売されているアメリカンコミックでは2015年刊行『AMAZING SPIDERMAN』9〜15話で展開された映画の原案となった「スパイダーバース」にも、スパイダーマンこと山城拓也とレオパルドンが登場し、後に日本のアメコミ邦訳出版社のヴィレッジブックスから発売され、日本でも話題となった。そう、日本オリジナルのスパイダーマンがアメコミに逆輸入されたのである。

 

そしてついに2022年、スパイダーマン:スパイダーバースの続編に登場することとなった。

 

事が発覚したのは、キャラクターデザイナーとして活躍するシャノン・ティンドルという人物が「もしも続編に日本版スパイダーマン登場するのなら、私は喜んでデザインします」とツイートした。すると、スパイダーバースのプロデューサーのフィル・ロード「彼は既にデザインされてるよ!」とリプライ。これにより、既に続編に東映スパイダーマンの登場が公式に認められたのである。

 

Phil Lord on Twitter: "He’s designed!… "

 

既に前作には、マイルスの部屋にロボットの絵が飾られており、後に製作陣側からレオパルドンである事が認められた。

 

果たして、東映スパイダーマンはどの様にしてマイルスのアースにやって来るのか?レオパルドンは登場するのか?続報に期待したい。

 

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