『ARROW/アロー』シーズン1第3話「凶弾」〜コウスケのアローバース徹底追及/考察ブログ#3〜
はいどうもこんにちわ、コウスケでございます。このアローバース徹底考察ブログ、第一話&第二話ともアクセス数ランキングでトップ5にランクインしておりまして。とてつもなく光栄でございます。まだアローのシーズン1の、しかも序盤の方ですので、考察という考察はほとんど書いておりませんが、話が進むにつれて色々書いていきたいなと思っております。
今回はシーズン1第3話『凶弾』オリバーが直接出向いたジェームズ・ホルダーという悪人のマンションに行くと、目の前でホルダーが狙撃され殺されてしまう。第3話にして、DCコミックスのあの有名キャラが登場!まずは各キャラからご紹介しましょう。
目次
1.登場人物
オリバークイーン
言わずもがな、今作の主人公。今回は大きく物語が動く、とある行動に出る。
ジェームズ・ホルダー
貧しい地域に欠陥品の火災報知器を売りつけていた悪人。
フードの男
オリバーが漂着した島にいた謎の男。緑色のフードと弓矢を装備している。オリバーを守るといい何かと世話をする。
テア・クイーン
オリバーの妹。今回はお店に不法侵入で警察に補導されるヤンチャ少女である。外出禁止なのにも関わらず、マックス・フラーのクラブに入り、酔った勢いで、オリバー不在の間にローレルとトミーの仲についてをオリバーにバラしてしまう。
クエンティン・ランス
ローレルの父。今回は、今後アローとの関係に響くような出来事が起きる。
デッドショット/フロイド・ロートン
国際指名手配されている殺し屋。身体に殺した人物の名前を掘る。原作コミックや映画ではスーサイドスクワッドのメンバーとして有名だが、果たしてこのドラマでは…?
トミー・マーリン
オリバーの幼なじみで親友。ローレルとの関係と親友のオリバーとの関係にギクシャクしてしまう。テアにローレルとの過去をバラされる。
ジョン・ディグル
オリバーのボディーガード兼運転手。オリバーの行動と態度に不信感を持つ。今回はマックス・フラーという人物のクラブにオリバーとトミーと一緒に入ろうとするも、当然名前がリストになく。仕方なくオリバーに助けを求めるも「こいつなんて知らない」と嘘をつかれ、入り口で置いてかれる。可愛い。
ローレル・ランス
クエンティン・ランスの娘。オリバーとのクルーズで妹のサラを失う。浮気と妹を殺したという思いからオリバーを避けようとしていたが、まだ心の隅にオリバーを思う気持ちが残る。今回思いがけない出来事により、戦闘力が高いことが発覚する。
アレクセイ・レオノフ
オリバーがブラトヴァのおっさんに会いたいと言ったいた人物。
フェリシティ・スモーク
みんな大好きフェリシティ。第3話が彼女の初登場エピソードとなり、オリバーとの出会いをキッカケに、波乱の人生を歩むこととなる。明るくお喋りでオタク気質なフェリシティが、暗く重めなトーンであるこのドラマには欠かせない存在となる。初期はクイーン産業のIT部門として登場する。
ウォーレン・パテル
デッドショットを雇い、ジェームズ・ホルダーを殺した人物。終盤、ユニダック産業の競売パーティに現れるが、クエンティンへのオリバーの助言により速攻でお縄となる。
2.島での5年間
前回のラスト、島に漂流した直後にフードをかぶった男から弓矢で胸を刺され、気を失う。今回は、目覚めたところから回想が始まる。気がつくと洞窟のような場所へ。そこに現れたのはあのフードの男だった。
中盤、寝ている隙に洞窟からオリバーは逃げるが、何者かによって仕掛けられたトラップにハマってしまう。
終盤、通りがかったフードの男に助けられる。その後、武装した集団がトラップを調べる様子が描かれる。
3.特筆すべき事項/組織など
壁を伝うオリバー
素手で壁をよじ登り、壁には突き刺さっていた銃弾をゲットするオリバー。Like a Spider-Man.
アローを庇うクエンティン
クエンティンの同僚は「ジェームズ・ホルダーを銃殺したのはフード野郎だ。」と言い張るが、クエンティンは「奴は弓を使う。銃なんて使わない。」と真っ向から否定する。この時は、アローに対して特別な思い入れがあるというわけではないが、後々の関係に影響を与える。
ビッグ・ベリー・バーガー
アローバースにはお馴染みのファストフード店。コミックでは1988年のアドベンチャーオブスーパーマン#441にて初登場した。アローで登場する店舗は、ディグルの義理の妹がスタッフである。
ディグルの弟
これも後々明らかになるのだが、まずは第3話でセリフとして初登場。妻はビッグベリーバーガーのスタッフ。ディグルと同じ仕事で死んだと言及されたため、恐らく軍人だったのであろう。
ブラトヴァ
オリバーの胸元に彫られたタトゥーがマークの組織。ここではあまり言及されなかったものの、今後シリーズを通して重要な組織となる。
表向きは車整備の倉庫だが、その地下はブラトヴァの基地となっている。今回はオリバーがブラトヴァ幹部を装い、デッドショットの存在を探る。
52という数字
アローだけでなく、フラッシュでも数多く、至るところで登場するこの52という数字だが、これは2011年からDCコミックスで大型リランチされた時、その一連のシリーズの総称が「The New52」なのである。52種類のタイトルが発行され、日本でも小学館集英社プロダクションから数多くの邦訳コミックが発売されている。その直後に放送開始されたDCコミックスのドラマであるがゆえに、この52という数字が隠れミッキーの様な存在で散りばめられている。
アローとランス刑事
アローを捕まえたいランス刑事と本当の顔を知るアロー。そんな二人が裏で情報を共有し合うシーンはまさにバットマンとゴードン刑事の関係といったところか。プロデューサーのマーク・グッゲンハイムも、このアローという作品はダークナイト・トリロジーに大きく影響されたと語っている。
ゴミ箱にスーツ
エクスチェンジビルで何かが起こると分かったオリバーは最初にアローのスーツを仕込んでいた。しかし、彼がのちにオリバーにとって大きなミスであり自身の首を締めることとなる。
正体を明かす
第3話のラストでは、ロートンとの銃撃戦に巻き込まれたディグルを救うべく、自身の基地へ運ぶ。ディグルの目が覚めると、フードを脱いだオリバーがそこに立っていた。
第3話では、この街を一人で救うのは難しいと判断し、ディグルに正体を明かし、ランス刑事と連携しようとする行動に出る。これが吉と出るか凶とでるか?今後の進展に注目である。
ということで、第3話ではフェリシティの初登場やディグルに正体を明かす、ランス刑事との関係の変化にローレルとトミーの関係に進展など、大きく動いたストーリーとなった。また、ブラトヴァはシーズン1以降でも重要な鍵を握る存在となるため、覚えておいていただきたい。
では次回、シーズン1第4話『交錯する思い』でお会いしましょう!