『ARROW/アロー』シーズン1第8話『歪んだ心』〜コウスケのアローバース徹底追及/考察ブログ#8〜
今回よりまた再び、アローバース解説ブログを再開します!さて、今回は第8話!
トライアドのメンバーを殺そうと現場に忍び込むヘレナと、これ以上闇に引き込まれないよう更正させようとするオリバー。果たして、2人の関係はどうなるのか…
1.登場人物
オリバー・クイーン/アロー
ヘレナを闇から救おうと努力する。サラやローレル以外、久しぶりのオリーの恋愛エピソード。闇に引きずり込まれそうになっているヘレナを本気で正せると思っているが、それが間違いであり、すでに手遅れであると止めるディグル。2人に亀裂が入る。
ヘレナ・バーティネリ
原作コミック同様ハントレスというヒーローネーム。来年公開のDC最新映画『ハーレイクインの華麗なる逆襲:バーズオブプレイ』にも登場する。恋人を父の指示によって殺されたと知り、父を恨む。終盤では父を殺そうとするも、オリバーから止められる。
ジョン・ディグル
オリバーの相棒(とは個人的には思ってないそうだ)今回のオリバーの行動と真意が間違いであるとし、オリバーの行動、そして過ちを正そうとする。オリーに対してさらっと「俺たちは運命共同体だぞ!」と声を荒らげるディグルが可愛い。
フェリシティ・スモーク
テンペストの件を、ウォルターに言われてないことまで調べてしまい、怒られる。しかし、フェリシティの調査で発覚した謎のマークが原因でウォルターをさらに危険な目に合わせてしまうことになる。
アンソニー・ベンザ
麻薬密売人のチンピラ。ヘレナの父と取引しており、ヘレナにとって父への復讐なのである。
チェン・ナ・ウェイ
中国の秘密結社トライアドの暗殺者。
モイラ・クイーン
オリバーとテアの母。クイーンズガンビット号の事件に関わっており、首を突っ込むウォルターを心配する。
テア・クイーン
オリバーの妹。制服のテアが似合いすぎて死ぬ。
ウォルター・スティール
クイーンズガンビット号の謎に迫るモイラの夫。出張から帰ってきた設定なのでドラマとしても久しぶりの登場。夫婦の関係がギクシャクする。
フランク・バーティネリ
ヘレナの父で、ヘレナの恋人を解釈ミスにより殺してしまい、娘から恨まれている。意外と銃の腕前が上手く、命中率が半端ない。
サラ・ランス
ローレルの妹でオリバーの浮気相手。船の遭難事故により死亡する。今回はお墓のみ登場。
トミー・マーリン&ローレル・ランス
オリバーの親友であり2人は恋人。カードを父に止められており、ローレルをデートに誘うも失敗ばかり。今回ヘレナとオリバーとダブルデートをするも、空気が悪くなりそれぞれの関係に亀裂を入れてしまう。
2.特筆すべき事項・考察
人は変えられる
これはのちに、過ちを犯した人間は変えられないと思うアローと、気持ちを伝えれば、悪人から善人へと変われると思うフラッシュの、それぞれの価値観が対立することと繋がるのだが、初期の経験が浅いオリバーは、ヘレナのように自分を見失った人物であっても立ち直れると信じている。しかしディグルは、その考えは間違いである
これ紫にできる?
これはヘレナがオリバーが用意しようとしているスーツを見せられ放った言葉。原作コミックでは、紫のスーツを着用しているためである。
名言の宝石箱やぁ
オリバーのよき相棒であり相談相手となるディグルだが、度々名言を放つ。しかもその言葉がオリバーに対してではなく、我々視聴者に対してもグサっと刺さるのである。今エピソードで一番好きなのは『恋愛というのは相手を変えたり救ったりすることじゃなく、運命の相手を探すことだと思う』である。シンプルなんだけどとても深い。これが恋愛マスターディグル。
3.クイーンズガンビット号の謎
出張から帰ってきたウォルターはモイラの話す。モイラは、ただあなたを守りたかっただけよと告げると、ウォルターもマイラを信じようとする。その後、フェリシティから、自信が調べた260万ドルの動向を別の人物が追っていたと言われる。しかし、ウォルターはこれ以上詮索しないよう突き放す。中盤では、モイラの寝室を漁り、古時計の裏に隠された小さな木箱から、オリバーの持っている手帳と同じ大きさの手帳を見つける。
そして最後に夜の街をバイクで走るヘレナの姿。オリーはまた会えそうな気がすると話すが、果たして…
ということで、前回の第7話から今回の8話の2部構成となっていたオリバーとヘレナの恋愛模様。いよいよ次回、シリーズ全体のメインヴィランとなるあのキャラクターが登場!
僕の運営するYouTubeチャンネルにて、アローバースの入門編動画作りました。「アローバースってなに?どんな作品があるの?何から見ればいいの?」が分かる初心者の方向けの動画となっています!ぜひこちらもチェックお願いします!!